有限会社三山楽器

有限会社 三山楽器

木琴(シロフォン)とは

history

木琴の歴史

木琴(シロフォン)は、古代から存在する楽器で、最初はバンブー(竹)を使った打楽器でした。しかし、中世ヨーロッパで木製の鍵盤が追加され、16世紀には鍵盤が鉄製に変わり、音質も向上しました。18世紀になると、木琴の人気は広がり、オーケストラでも使用されるようになりました。

20世紀に入ると、木琴は改良が進み、演奏しやすいようにと、現代の木琴のようなピアノと同じ並びの形状となりました。現在の木琴は、木や金属のバーが木製の共鳴箱に取り付けられ、鍵盤の上で叩くことで音を出します。さまざまな音域と音色を持つ木琴は、クラシック音楽から現代音楽まで、幅広いジャンルで使われています。

structure

音のなる仕組み

木琴は、木製の音盤が横に並べられており、その音盤を「マレット」と呼ばれる道具で叩くことで、音を奏でる打楽器の一つです。音盤の長さや太さ・材質によって音が異なるため、様々な音色を奏でることが出来るのです。

シロフォンによっては、木製の音盤の下に共鳴板(共鳴用パイプ)が取り付けられており、音盤をたたいた時の振動がこの共鳴板に伝わることで、より豊かな音を鳴らすための役割を持っています。

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